受付を済ませた後、血液検査と出血時間の測定をします。内視鏡検査と同時にポリープ切除術を行うために必要な検査です。
それから検査着に着かえます。お尻の部分に穴の開いた紙パンツとガウンのような検査着です。検査台の上に横向きに膝を抱えるような姿勢になります。先生が登場し、いよいよ検査開始です。肛門にゼリーをサッとぬって内視鏡を挿入していきます。違和感です。“痛かったら言ってくださいね”と言われますが、痛いってどの程度なんだろう?お腹が張った感じはするけど・・。盲腸までぐいぐいと押し入れます(約2mくらい)。大腸には曲がり角が5か所ありますが、その曲がり角にあたると鈍い圧痛があります。
“痛いです”というと姿勢をかえて上向きで足を組む形にします。少し楽になりますが、何回か続きます。盲腸までいくと今度はゆっくりと周りを観察しながら引き返します。ポリープを探しながら内視鏡を引き抜いていきます。目の前のモニターで随時様子を観察できます。ライトが当たった腸内はきれいなピンク〜オレンジ色です。結腸には異常がなく、そろそろフィニッシュ、直腸にさしかかった時に“ありました”の声。モニターにはキノコのようなポリープが見えました。“これからポリープを切除します。痛くありませんからね”といわれ、さらに取れましたの声。終わりかと思ったら“墨でマーカーします”と先生。介助に付いていた看護師さんが腸の膜に空気を入れ中に墨を流し込みました。後で確認するときに必要ですからって・・ひょっとして何か問題ありなのかな・・。
検査が終わり着替えをした後、先生から説明がありました。直腸にポリープがあり悪性の可能性もあるので、大きめに切除しました。といっても5〜7mmくらいですが、病理組織で確認をしますので1週間後に結果を聞きに来てくださいとのこと。ちょっと不安です。
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