下痢をしたときは少しでもお腹を休めることが大切です。かといって何も口に入れないのでは体力が回復しません。次の事に留意した食事をとり、十分な休養をとることが大切です。
・下痢のひどいとき
何を食べてもすぐに下痢してしまうときは、脱水症を防ぐ意味で、水分だけでも取るようにする。白湯、お茶、ポカリスエットなどのようなスポーツ飲料水(冷たいのは避けて室温にしたもの)などがよいでしょう。一気に飲み過ぎると気持ち悪くなることもあるので、少量をなるべくこまめに補給する。脱水症状がひどい時は経口補水塩を使用します。
・下痢が少しおさまってきたら
柔らかめの食事をゆっくりとよく噛んで食べて下さい。
主食:お粥、柔らかめに炊いたご飯、食パン、よく煮込んだうどん
副食:肉ならば脂身の少ないもの(ささみ、ヒレ肉、もも肉)
魚ならば白身魚(たい、たらなど)
卵ならば半熟ゆで卵や茶碗蒸し
大豆製品(豆腐、納豆)
よく煮込んだ野菜(大根、ジャガイモ、人参など)
・避けた方がよい飲食物は、
1)乳製品(牛乳):日本人の75%は、牛乳に含まれる乳糖を十分に消化できず、牛乳の摂取が症状を悪化させることが多いため牛乳の摂取は避けましょう。
2)冷たいもの:氷、アイスクリーム、炭酸飲料水
3)油っぽいもの:天ぷら、炒め物、肉の脂身
4)かたいもの:いか、たこ
5)刺激の強いもの:カレー、キムチなどの辛いもの
6)カフェイン:コーヒー、紅茶、緑茶
7)アルコール類
8)繊維の多い野菜類:サツマイモや豆類、栗、生の野菜は繊維が多く消化されずに大腸に移行し、発酵性下痢を起こすことがあるので、注意が必要です。
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