日常生活を少し工夫することで、便秘が解消したり、便秘になりにくくなったりします。朝食後は便意がなくてもとりあえずトイレに行く。起床から排便に至るこの一連の流れを習慣化することは、便秘予防にとても効果的です。また、外出先でも便意を感じたらすぐトイレへ行くようにし、我慢しないことも大切です。我慢を繰り返していると、この機能が衰えてしまい、便意を感じなくなってしまいます。
便秘はストレスによる自律神経の乱れが原因で起こることもあります。大腸のはたらきは自律神経で調整されているため、ストレスによる精神疲労などで乱れると、胃や腸の動きに異常をきたし、便秘を引き起こすことがあります。
ダイエットも便秘の大敵です。ダイエットなどによって食事の量や回数を減らすと、食事から摂取できる水分や、便を作るのに十分な量の食物繊維が不足し、便秘を引き起こす原因になることがあります。一時的であっても、食事制限をするような極端なダイエットは避け、食物繊維などをバランスよく含んだ3度の食事を心がけましょう。
冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎ、過剰な冷房、運動不足などによって起こる「冷え」も便秘の一因です。冷えによって体の血行が悪くなると代謝機能が低下し、それにより自律神経のバランスが崩れて胃腸の活動も鈍るため便秘を引き起こします。特に冷え症の方は、体を温めるダイコン、ゴボウ、ワカメ、カボチャ、ニンジンなどをたっぷり摂り、冷たい野菜やデザートは控えめに。また、下着やソックスを工夫したり、半身浴やマッサージなどで手足や下半身の血行促進を行うなど、冷えを改善することも大切です。
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